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2021年版 資源・資材業界のエンプロイヤーブランド
ランスタッドでは、勤務先として魅力ある企業を世界共通基準で測る「エンプロイヤーブランド・リサーチ」の最新調査結果を発表しました。「勤務先としていま最も魅力のある企業」を第三者機関であるKantar(本社イギリス)に委託する調査によって選定しています。2000年にベルギーで初めて発表して以来、世界共通基準のもと各国で毎年実施され、「エンプロイヤーブランド(企業魅力度)」を測る世界最大級の調査として高く評価されています。日本では2012年から開始し、今回で10回目の実施になります。
エンプロイヤーブランディングに関する詳細はこちら
本記事では、2021年資源・資材業界のエンプロイヤーブランドについて解説していきます。本調査対象企業の企業の皆様へは、企業の認知度、働きたい方の割合や各指標の評価などを記載したレポートを無償提供させていただいておりますので、ぜひご活用ください。
業界の認知度と働きたい人の割合
資源・資材企業で働きたいと思う人の割合は全体の中のほぼ中間に位置し、可も不可もないという平均的な評価と考えられます。
似たような認知度の業界では、ヘルスケア・ホームケア・化学業界がありますが、この業界と比較すると、働きたいと思う人の割合は大きく異なります。原因はヘルスケア・ホームケア・化学業界は、高い社会評価、社会への貢献性が評価されていることに対して、資源・資材業界は全体としては評価の軸が確立していないことが、原因として考えられます。
この業界に優秀な人材を呼び込むためには、より魅力的な従業員への価値提案ができることが必要と考えらます。より詳しく価値提案を考えていくために、次はランスタッド独自の10の指標で見たときにこの業界がどのように評価されているか見ていきましょう。
資源・資材業界企業の評価
業界および企業の評価は、「企業を知っている」と答えた回答者に本調査独自の10の指標の評価を依頼し、総合的な評価を割り出しています。資源・資材業界は雇用の安定性が非常に高い業界と見られています。この業界のトップ企業は大きなグループ企業が多く、大手企業のイメージも雇用の安定性を高める一因と考えられます。
評価された項目で見ると、「雇用の安定性」に続いて「給与水準」「ワークライフバランス」となり、他業界よりも安心して就業できるイメージがあるようです。また、求職者もこの点を重視する傾向がある為、認知度を上げることでより一層優秀な人材を獲得できる可能性は高いといえます。本調査は実際にどうかという事実よりは、求職者を含む周りからどう見えているかという部分を調査をしているため、イメージの影響が大きくはありますが、転職希望者を集めるにはイメージを含めたパーセプション(認知)が重要となります。
一方、「キャリアアップの機会」「社会的評価」についてはやや低く評価されている傾向にあります。これは業界的にやや保守的なイメージを感じたり、環境への配慮は進んでいるがうまく世の中に伝えきれていないといったことが考えられます。この点は、明確に訴求し続けることで、世間や資源・資材業界が獲得したいと思う優秀な人材へのアプローチに繋がると考えられます。
ランスタッドのエンプロイヤーブランドリサーチ企業レポート
ランスタッドのエンプロイヤーブランドの企業レポートでは上記のような業界レポートの各企業版を御覧いただけます。
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- 企業の認知度/働きたい方の割合
- 競合他社とのポジショニング比較
- 10の指標別の調査結果
- エンプロイヤーブランドを高めるための優先順位の設定
こちらのレポートは調査対象の企業の方にしかお渡しできませんので、こちらのページより調査対象かを確認の上調査資料をご請求ください。弊社のセールスチームより資料をお渡しし、詳しくご説明させていただくことも可能ですのでお気軽にお申し付けください。