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人材パートナーが人員計画の最適化をバックアップ
2020年を特徴付けた混乱と困難を経て、多くの企業は運命が好転し、市況が穏やかになる期待と楽観主義をもって2021年に目を向けています。昨年に比べて今年の見通しが若干明るいのももっともですが、その一方で多くの業界では今後も、成功の道筋にさまざまな障害が出現し続けると想定するのも間違いないでしょう。
人材は2021年に生き残るだけでなく、業績を伸ばす意味でもミッションの中心的存在です。経験豊富な専門人材パートナーとタッグを組むことによって効率化を図り、有効な人員計画を土台に人材の価値を最大化できます。具体的にはどのようなメリットがあるのかご案内いたします。
効率的な人員計画
外部環境やその時に組織で取り組んでいる優先課題の如何を問わず、人員計画はどんな場合でも重要ですが、新型コロナウイルスのパンデミックによって目下経験しているような逆境や不安定、変化の時には特に大きな鍵を握ります。
顧客需要が突如変動したり、どのような働き方が望まれているかまたは許されるかが強制的に変わるなどの課題に直面した場合、効率的な人員計画作りが間違いなく必要になります。例えば次の点で役立ちます。
- 人件費を削減する
- 組織の価値創出のために手元の人材を適所に配置する
- 過剰労働を防ぎ、従業員の満足度と定着率を保つ
- 再教育・スキルアップ、専門能力開発の機会を見つける
柔軟性の大切さ
近年その重要性が高まり、今やすべての雇用主が是非とも検討すべき概念がもう一つあります。柔軟性です。契約労働や「ギグエコノミー」の進展とともに注目され、今では仕事の世界の重要テーマに仲間入りしています。ノースハイランドの資金提供によってエコノミスト・インテリジェンス・ユニットが行った調査によると、企業の10社に6社が向こう数年、有期契約労働者の活用を強化すると予想し、調査対象企業のおよそ4分の3(73%)が柔軟性を高めるための何らかの変革を実行中、一方、3分の2がますます不安定なビジネス環境に適応せざるを得ないと回答しています。
柔軟な仕組みで働く人材を確保し、最も必要な場所に配置するための強力な戦略があれば、次のようなプラス効果を実現できます。
- コスト削減。必要な時に必要なリソースに対してのみ支払えばよいことになります。
- 特定プロジェクトや短期間のニーズに必要なスキルの獲得
- 機敏さ、適応能力
専門人材パートナーを味方につければ、正しいアプローチで人員計画作りに取り組み、柔軟性のメリットを有効活用できていると確信できるでしょう。
時間とコストを削減
企業の多く、特に比較的規模の小さな組織は限られた予算で事業を運営し、人材に関する支出についても慎重な検討を要します。採用などの重要プロセスに費やす時間もしかり、予算の投入もしかりです。
例えば、欠員補充のために求人広告を出し、図らずも応募が殺到した場合は、履歴書を選別し、次の段階に進んでもらうべき候補者を見つけるだけでも相当な時間がかかります。その次は面接・選考段階。これもまた時間を要するプロセスです。
専門の人材サービス会社の力を借りることは、採用その他重要な人材業務に関わる支出を最適化し、非効率を抑えるための最も確かな手段の一つです。これらのプロセスを何度も行っている経験豊富なプロのサポートを得て、効率化に関するアドバイスも得ることができます。
人材パートナーは採用活動の動きやプロセスを変革するテクノロジーについて最新情報を提供してくれるはずです。例えばチャットボットは、従来の求人方法に比べて1人当たりの採用コストを最大90%削減できるというデータが示されています。
ランスタッドでは、新しいお客様と関係性を築く時、お客様のビジネスや主な目標、優先課題、問題を詳しく知るところから始めます。これによってどこに採用活動の最適化機会があるのかを明らかにでき、最終的に時間とコストの削減を実現できます。
経験と知識
中小企業のお客様は、労働市場でのやり取りや必要な人材探し、候補者の選考、選んだ人材のオンボーディングをかなりの大仕事とお考えかもしれません。ですがそれでもこれらを正しく行うことが大切です。誤った採用プロセスは組織に大きな影響を与えかねません。
自前で行うことに不安を感じるなら、採用業務を人材サービス会社に委託するのが賢い方法です。きちんと時間をとってニーズを理解する、過去に類似企業での実績のある経験豊富なパートナーを選べば、条件に合致した人材確保を安心して任せられます。
さらに、Pymetricsのゲーミフィケーション心理測定ツールなど、選考中の応募者が本当にそのポジションや組織に合っているか、最大限の情報に基づき判断するための画期的な選考方法やテクノロジーを利用することもできます。
業界経験が豊富で、変革的テクノロジーや人々が望む働き方の変化などHRのトレンドに精通したパートナーと手を組めば安心です。
ランスタッドには、幅広い業界のお客様の採用活動や人材確保をお手伝いしてきた60年の実績 があります。
見つけにくい人材の確保
スキルギャップの解消は多くの企業にとって対応が難しい課題です。いくつかの試算によると、人材不足によって2030年までに8,500万人分のポジションが埋まらず、その結果、未実現収益は年間8兆5,000億ドルに上ると見込まれています。
大手企業と闘うだけの資金のない中小企業にとっては特に問題です。LinkedInの調査によると、 従業員数200人未満の企業の84%が採用活動における最大の課題として条件に十分合致した人材探しを挙げています。
実績のある人材サービス会社とタッグを組めば、膨大で多様な人材ネットワークと接触でき、必要な人材をスピーディーに探すことができます。
事業活動や業界運営に欠かせないニッチで需要の高いスキルを手に入れることによって将来に備え、想定される課題と機会に備えたいと考える組織にとっては大きなメリットです。今後数年、特に重要性が増すと考えられる職種は次の通りです。