櫻井彩乃さんと「ジェンダー平等」を考える ランスタッド「国際女性デー」ウェビナー

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ランスタッド社員の自主的な活動グループ「ERG」企画

総合人材サービスのランスタッドは「国際女性デー」の3月8日、「私たちのキャリアが社会を変える」をテーマに特別ウェビナーを開催しました。ジェンダー平等の未来を拓く次世代の学び場「ジェンカレ」を

主宰し、政府の「こども未来戦略会議」や「男女共同参画推進連携会議」の委員も務めるGENCOURAGE 代表の櫻井彩乃さん(29)=写真・右=を招き、アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み・偏見)を乗り越えていくための知恵と心の持ち方などについて多面的に考察しました。 

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特別ウェビナーは、ランスタッド社員の自主的な活動グループ「ERG(Employee Resource Group)」のジェンダーチームが企画。ランスタッドでは、マネージャー以上のポジションには必ず男女の候補者を立てる「ED&I(公平性・ダイバーシティ・インクルージョン)」を実践した人事制度や、毎月のニュースレターで経営幹部自らがED&Iへの考えや経験談を発信するなど、積極的にジェンダーバランスを推進しています。 

ウェビナーでは、ジェンダーERGの山口有香さんを進行役に、櫻井さんとランスタッドIT本部常務執行役員の林知果さん=写真・左=がディスカッションを展開。櫻井さんは「ジェンカレ」の活動内容やプログラムなどを紹介したうえで、「押し付けない、相手の立場に立つ、過去の否定ではなくこれからを促す、一緒の目線でリスペクトすることを大切にしている」と、丁寧な発信を心掛けていると強調しました。 

林さんは19年間におよぶITエンジニアとしてのキャリアやグローバル企業での本社組織の経験などを踏まえて、「幸いなことに女性だから何かをあきらめるという社風ではない環境で仕事をしてきた。これから女性登用の流れが広がると思うが、自分を登用して良かったと評価してもらえるチャンスが到来したと受け止めれば更に前が拓ける」とアドバイスしました。 

また、日本のジェンダー平等ランキングが世界125位、男女間賃金格差はOECD平均値の約2倍という現状にも触れながら、会社内でジェンダー平等を浸透させるための活動や方策など、多面的な角度からジェンダーバランスについて考察。最後にウェビナー視聴者に向けて、櫻井さんは「自分が女性だからとか、リーダーになったらどう見られるかなど考えず、自分だからこのチャンスがあるとか自分はこうしたいという意思でキャリアを選んでほしい」と呼び掛けました。

 ウェビナー終了後は、櫻井さんと林さんが取材した記者たちと意見交換し、「国際女性デー」を契機にジェンダー平等のあり方について掘り下げました。

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