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コロナ禍に潜むストレス、実はこんなところにも 在宅勤務者の43.8%を悩ませる課題を解決します
ランスタッドが2020年4月に実施した在宅勤務者を対象としたアンケート(※)では、回答者の実に43.8%が「在宅勤務の悪い点」として運動不足を挙げています。
政府による緊急事態宣言の対象拡大に伴い、外出自粛の動きはいよいよ加速。前述のアンケートでも、在宅勤務の期間は「1か月以内」が68.2%、と仕事も私生活もSTAY HOMEが急速に広がる今、知らずに蓄積していくコロナストレスへの対処が重要です。
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※在宅勤務者意識調査
実施期間:2020年4月17日~同4月20日
調査対象:全国の在宅勤務をしている有職者(20代~60代)
回収回答:500
調査方法:第3者機関によるインターネット調査
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”STAY HOME”の落とし穴、気づいていますか?
- 外出や出歩く機会が少なくなり、体を動かしたい願望がある
- 在宅仕事で首や腰、肩にコリや違和感がある
- ストレスからの食べ過ぎでおなか周りが気になる
- スポーツジムの閉鎖に伴い、運動不足を感じる
- 眠りが浅く、体と気持ちが重い
- 少しでも気持ちのモヤモヤを軽くしたい
1つでもあてはまれば要注意。体を動かすことが欠乏しているサインです。
ストレッチや、軽い体操を、1日の行動に組み込んでみましょう。ストレスマネジメントで大切なことは、1日の行動予定を考え、リズムを作ること。次にする予定があると、気持ちがその予定をこなす事に向き、漠然とした不安をやわらげる効果があるのです。
【モヤモヤをなくす、6つのポイント】
- 決まった起床時間・就寝時間を決める
- 顔を洗ったり、歯を磨いたり、着替えたり、食事や運動や仕事をするなどのルーチンの時間を決める
- 3密を守り、外に出て、午前中に太陽の光を浴び、体を活性化させる(光には集中力を高めたり気持ちを上げるセロトニンというホルモンを刺激する効果があります)
- 外に出られない人は窓際で光を浴びて自分の時間を作る
- 人との触れ合い(電話・チャット・ラインなど)リアルタイムで会話やコンタクトできる事が大切
- 就寝直前のパソコンや携帯のライトなどを避ける(眠りを深く、脳の疲れをとるため)
ルーチンの中に必ず軽いストレッチや体を意識的に動かす事を入れてください。血流が良くなると、体のすみずみに酸素がいきわたり、活性化し、免疫力も上がります。
そこで、体を動かすことの重要性、日々のルーチンの中に軽い運動やストレッチを入れることの重要性に触れ、ストレッチや軽い運動のポイントを動画で配信します。
どのように体を動かせば効果的か健康運動指導士のナビゲーションでお楽しみください。Let’s Start Exercise.
【専門家プロフィール】
ランスタッド株式会社 EAP総研所長 川西 由美子(かわにし ゆみこ)
フィンランドのLyhytterapiainstituuttiにてヨーロッパを中心に世界25か国に広まりを見せる組織活性化技法の指導者資格を取得。現在はオランダに本社のある世界最大級の人材会社ランスタッド株式会社のEAP総研所長として国家機関、地方自治体、企業、病院などで産業競争力を高める人材育成や組織改革の技法を広めている。臨床心理学、組織心理学が専門。著書多数。ベトナムの情報通信省やインドネシアでも出版され、ベトナムの大学や企業、インドネシアの企業でも教育活動を行っている。
現在、病院臨床としてはストレスドックの心理カウンセリングも行っている(1998年~現在に至る)。
2012年~2015年には東日本大震災後の福島県南相馬市民のメンタルヘルスケアに従事(厚生労働省の委託事業として)
財団法人 淳風会 健康管理センター 稲岡 美穂(いなおか みほ)
- 公益社団法人 全国労働衛生団体連合会 特定保健指導品質保証ガイドライン委員
- 健康運動指導士
- 産業カウンセラー