男性の育児休業取得を促す「改正育児・介護休業法」(改正育介法)が、2022年4月から順次施行されました。いわゆる「男性版育休」の導入などを柱とする新たな育休制度です。これまでの育児・介護休業法でも男性の育休に関する規定はありましたが、有効活用されていませんでした。この現状を変えようと、より柔軟な仕組みをルールをプラスしたのが「改正育介法」となります。

 

日本企業の分化として根付いた固定観念を変える改正法。企業の意識改革だけでなく、就業規則変更といった実務にも影響する動きだけに、男性育休の現状も押さえながら新たなルールのポイントを解説します。

1、男性の育休促進は「女性の社会活動を支えるため」

2、2025年に「30%」、男性の育休取得率目標

3、5つの新ルールと施工日

4、促進企業のメリット

5、違反企業に課せられる処分

6、厚生労働省のパンプレットなど

改正育介法「5つの義務化」・4月順次スタート-randstad-202204-1