経済産業省は、有識者による「デジタル時代の人材政策に関する検討会」で議論された内容を、「生成AI時代のDX推進に必要なスキルの考え方」として取りまとめ、8月7日公表しました。
それによると、「生成AIはホワイトカラーの業務を中心に、生産性や付加価値の向上等に寄与し、大きなビジネス機会を引き出す可能性」があるとする一方で、「生成AIの利用により業務が効率化されることで、社会人が業務を通じて経験を蓄積する機会の減少を認識する必要」だとしています。
●POINT 【生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方】
【政策での対応】
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参考:経済産業省「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方」より
労働者派遣法は、派遣元事業主に対して6月1日現在の運営状況を報告書で提出するよう定めており、厚生労働省は、8月9日、「労働者派遣事業報告書」の集計結果(速報値)を発表しました。
報告書によると、派遣労働者数は約186万人で、対前年比10.4%の増加、うち、製造業務に従事した派遣労働者数は約41万人で、対前年比14.0%の増加となっています。
参考:厚生労働省「労働者派遣事業の令和4年6月1日現在の状況」より
厚生労働省は、一般職業紹介状況(ハローワークにおける求人、求職、就職の状況)の2023年6月分を公表しました。
有効求人倍率(季節調整値)は1.30倍で、前月を0.01ポイント下回り、新規求人倍率(季節調整値)は2.32倍となり、こちらも前月を0.04ポイント下回りました。一方、正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.03倍となり、前月と同水準でした。
6月の新規求人(原数値)は、前年同月と比較して2.1%減となりました。産業別でみると、宿泊業,飲食サービス業で1.3%増、医療・福祉で0.9%増、とわずかに増加していますが、学術研究・専門・技術サービス業で0.8%増ですが、製造業で11.0%減、建設業で7.2%減、教育・学習支援業で2.6%減となっています。
参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年6月分)」より
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