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障がい者の人材紹介サービスの助成金について|ランスタッド法人ブログ

作成者: randstad|Sep 13, 2022 3:00:00 PM

ランスタッドより障がい者の人材紹介サービスを利用していただく際に利用できる助成金についてご説明致します。

 

助成金名:特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)

詳細はこちら:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/tokutei_konnan.html

 

 

今回は利用条件についてよくお問い合わせをいただくケースについて説明致します。

①利用していただくための条件

  • 人材紹介サービスで直接雇用していただくこと。
  • 雇用形態が無期雇用(正社員もしくは契約条件が自動更新の契約社員)であること。
  • 求人紹介時に現職中の身体障がい者を採用した場合は、重度もしくは45歳超の方が対象となります。
  • 入社日を起算として前後6ヵ月間で雇入れを行う事業所(事業所番号で判断)において会社都合による離職者を出していないこと。

 

②対象外となる条件

  • 有期雇用の契約社員は対象外となります。
    (更新条件が、「会社の業績により」や「能力・評価により」という理由で「更新の場合がありえる」となっている場合は対象外となります)
  • 軽度身体障がい者(3級~6級)で45歳未満の現職中の方に求人紹介を行った方。
  • 入社日を起算として前後6ヵ月間で雇入れを行う事業所(事業所番号で判断)において会社都合による離職者を出してる場合。

※①の条件を満たしているのに、助成金支給手続きの案内が届かないと連絡をいただくケースがありますが、助成金担当窓口に確認をしてみると、大半がこの期間中に会社都合による離職者を出していることが原因となることが多いです。

 

③申請手続き方法

  • 一次手続きは紹介事業者であるランスタッドが行います。
  • 入社から1ヵ月以内に「特定求職者雇用開発助成金対象労働者雇入登録届」を提出※1 ※2
  • 入社から6ヵ月間審査が行われ、審査通過となりますと、助成金申請書類一式が人事担当者宛に届きます。以降は申請手順に従って手続きをお願い致します。※3
  • 申請が完了となりますと、対象となる助成金の支給対象期間に応じて複数回に分けて支給となります。尚、支給対象期間中に離職となった場合は、それまでの期間の日割り計算された額が支給となります。
 
※1 事業所番号、賃金締切日、FAX番号、雇用保険被保険者番号又は雇用保険支給番号が必要となります。
※2 雇用保険被保険者番号又は雇用保険支給番号が不明な場合は名前、性別、生年月日が必要となります。
※3 申請の際に必要となる「職業紹介証明書」は、入社後にランスタッドからご郵送致しますので、申請時まで大切に保管をしてください。

 

この助成金はその名「特定就職困難者コース」の通り重度障がい者の採用や、中小企業、無期雇用で積極的に採用する企業に対して手厚い額が支給される仕組みとなっています。

以前は有期契約社員にも支給されていましたが、私たちが支払っている税金から捻出される助成金ですので、少子高齢化により財源が縮小傾向になる中で、より長期雇用を積極的に行う企業に対して優遇されることになりました。

また、この助成金は「ハローワークの助成金」と認識されていることが多いのですが、国から厳しい審査を経て取扱い認定を受けている民間の職業紹介事業者も取り扱うことが可能です。ランスタッドはその中の1社となりますので、安心してご利用いただけたら幸いです。

ランスタッドの障がい者人材サービスは、求人依頼から人材紹介、入社後のサポートまでワンストップサービスで企業の皆様へご提供させていただきます。人材募集の際には是非ご活用ください。

 

【筆者プロフィール】
 
ランスタッド株式会社 プロフェッショナル事業本部
チャレンジドチームマネージャー
根本 教行
 
2000年に入社し、人材派遣、PFI事業、 法務部門での経験を経て、
2009年より現職に就き、13年間社内外の障がい者の転職・ 就労支援、定着サポートに携わる。
週末は学童野球のコーチを務める。 
 

 

ランスタッド 障がい者転職支援サービス(チャレンジド採用)
https://services.randstad.co.jp/specialty/challenged