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1月派遣時給は1714円の横ばい。過去最高を維持、前年比40カ月連続プラス

作成者: アドバンスニュース|Feb 25, 2026 8:33:26 AM

旅行・新生活に向けた求人増で時給相場上昇

求人情報会社が2月20日発表した1月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は前月と同じ1714円(前月比0.0%、前年同月比0.7%増)となり、引き続き過去最高を維持しました。前年比は40カ月連続のプラス。旅行・新生活シーズンに向けた求人増で時給相場は高いまま推移しており、1、2月は4月就業開始の求人が増えるため、大手派遣を中心に例年以上に求人獲得の動きが活発化。時給は高止まりするとみられています。職種別(大分類)は、昨年5月以来、9カ月連続で全7職種がプラスとなっています。

 地域別でも、関東が1803円(同2.4%増)、東海が1495円(同2.9%増)、関西が1546円(同3.0%増)と3地域ともプラスが続いています。3大都市圏以外では北海道が1376円(同4.9%増)、東北が1267円(同1.2%増)、北信越が1246円(同0.4%増)、中国・四国が1331円(同1.7%増)、九州・沖縄が1344円(同4.7%増)と全地域でプラスが続いています。

ほかの求人情報会社が発表した三大都市圏の1月派遣時給は1654円(前月比0.5%増、前年同月比2.1%増)となりました。関東、東海、関西ともプラス。求人件数は約17.5万件(前月比13.6%増、前年同月比13.1%減)の大幅減少が続いています。 

 

1月の全国バイト時給1331円、3カ月連続で前月下回る

求人情報会社が2月16日発表した1月の全国アルバイト時給は平均1331円で、前月比8円(0.6%)減、前年同月比29円(2.2%増)となり、3カ月連続で前月を下回っています。大職種別にみると、伸びた業種は昨年12月と同様に「製造・技能職」の1555円(前年同月比29.7%増)がダントツの伸びでした。一方、「教育」が1576円(同10.6%減)、「専門職」も1534円(同6.1%)など、9職種のうち4職種でマイナスでした。

地域別では関東が1390円(同0.3%減)、東海が1295円(同5.6%増)、関西が1297円(同3.4%増)、九州が1258円(同8.4%増)となり、関東だけがマイナスでした。

 

8割以上の企業が賃上げを予定も「5%以上」は3割

東京商工リサーチが2月20日発表した2026年度「賃上げ」調査によると、賃上げを予定している企業は83.6%(前年比1.6ポイント増)と5年連続で80%台に乗せる見通しであることがわかりました。ただ、賃上げ率は連合が目標にしている「5%以上」の企業は35.5%(前年8月実績比4.1ポイント減)に低下しています。

賃上げの実施企業は大企業の93.8%に対して、中小企業は82.9%にとどまっています。業種では運輸業、製造業が90%台の高さであるのに対して、不動産業は60%未満と最も低くなっています。

賃上げ率については2310社から回答を得ましたが、最も多いレンジは「3%以上4%未満」の32.5%で、「5%以上6%未満」が28.2%、「2%以上3%未満」が14.2%の順。「5%以上」の企業は合わせると35.5%、中小企業で「6%以上」の企業はわずか7.2%にとどまり、連合がめざす目標はかなり厳しい見通しとなっています。

 

調査は1月30日~2月6日に実施、5008社の有効回答を集計。資本金1億円以上を大企業、同1億円未満を中小企業に分類しています。