働き方の多様化やデジタル化が進む現代、職場での雑談や何気ないコミュニケーションの機会が減り、「お互いを認め合う・感謝を伝え合う」機会が少なくなっていると感じる企業は少なくありません。
今回、ランスタッドでは20〜60代の働く男女500名を対象に「職場や日常における感謝コミュニケーションに関する意識調査」を9月に実施しました。
その結果、働く人々の多くが「職場で、特に上司からの感謝」を強く求めている実態や、感謝の不足がエンゲージメント(会社への愛着)低下に直結しているリスクが浮き彫りになりました。
本記事では、アンケートから見えてきた定量的データに加え、「自由回答」で寄せられた感謝のエピソード(同僚、家族、社会を支える人々への想い)を詳しく紐解いていきます。
「働くうえで、誰から感謝の言葉や労いを受けると特に嬉しく感じますか?」という質問(1位〜3位の選択形式)に対し、「直属の上司」を1位に挙げた人が198名(全体の約4割)でダントツのトップとなりました。
2位の「同部署の同僚(73名)」や3位の「家族・友人(69名)」に2.5倍以上の差をつけており、多くの働く人々が日常業務の中で「直属の上司からの承認・評価」を最も求めていることが分かります。
一方で、「普段から十分に感謝を伝えられているか」という質問に対しては、約3割の人が「あまり伝えられていない」「全く伝えられていない」と回答しています。
感謝を伝えられていない具体的な理由として、恥ずかしい・照れくさいのほかに上位に挙がったのは以下の通りです。
「感謝したい気持ちはあるものの、日々の忙しさに追われ、きっかけや仕組みがないために言葉にできていない」という職場の実態が見えてきます。
感謝や評価が不足した場合、組織や個人のパフォーマンスにどのような影響が出るのでしょうか?
調査では、32.6%が「会社やチームへのエンゲージメントが下がる」、28.2%が「業務を必要最低限しかこなさなくなる(モチベーション低下)」と回答。さらに16.6%が「転職や離職を具体的に検討し始める」と答えています。
「たかが一言の感謝」と軽視することは危険であり、適切な承認や感謝の伝達がない職場では、人材の定着や自発的な貢献意欲が失われていくことが数値からも明らかになりました。
自由回答(「今、一番感謝を伝えたい相手とその理由」)を紐解くと、家族や友人への感謝の声も多く寄せられた一方で、「職場の仲間」や「社会を陰で支える人々」、「お世話になった方々」へ向けられた具体的で温かいエピソードが目立ちました。
特に印象的だったのは、失敗した時や慣れない環境で温かくサポートしてくれた上司や仲間への言葉です。
自分たちの生活や快適な環境を陰で支えてくれている人々への感謝も多く集まりました。
多くの人々が、日頃当たり前だと思いがちな「誰かの労働やサポート」に対して、心の中では深い感謝を感じていることが窺えます。
アンケート調査から分かったのは、「人々は感謝されることを強く求めており、感謝したい気持ちも持っている。しかし、日々の忙しさや『きっかけ』の不足によって形にできていない」という現実です。
高額なシステム導入や複雑な制度変更を行わなくても、「感謝を伝え合うきっかけや仕組み」を社内に一つ作るだけで、社内のコミュニケーションは劇的に変わり、エンゲージメントや組織の一体感が高まります。
ご参画いただいた企業様には、社内で気軽にご利用いただけるオリジナルデザインのバナーや感謝カードなどのツールをご提供するほか、特設サイトでの取り組み紹介や、プロジェクト終了後の参画企業交流会へご招待いたします。
「社内のエンゲージメントを高めたい」「感謝を伝え合うカルチャーを育てたい」とお考えの経営者・人事担当者の皆様、ぜひこの機会に「勤労感謝ウィーク2026」へのご参画をご検討ください。
勤労感謝ウィーク2026 開催概要
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