「派遣スタッフに社有車で取引先に届け物をしてもらいたい」「午前中は倉庫やセンターで出荷、積み込みの作業をして午後はトラックでルート配送をしてほしい」「そもそも、派遣スタッフに車の運転をさせることはできるの？」「どんな契約が必要なの？」このようなお問い合わせをいただくことがあります。車の運転を伴う業務にはどのようなものがあり、どんなポイントに気を付けたら派遣での対応が可能なのでしょうか。
本記事をおまめした資料をダウンロードできます。
ぜひダウンロードして業務にお役立てください。
|
派遣契約で自動車運転をすることは可能です。特にドライバーとして派遣する場合、ランスタッドでは以下の点を確認しています。
また、事故が発生した場合の補償や金銭授受の内容を含む「労働者派遣基本契約書」を企業間で締結しています。
事故発生時のリスク、有償運送許可や旅客運送許可の観点からランスタッドではマイカー持ち込みでの業務を原則おこなっていません。
お客様からお問い合わせ、ご依頼をいただく車の運転を含む業務の例です。これらは派遣契約で対応をすることが可能です。一部は委託契約でも対応をしています。
令和２年賃金構造基本統計調査（厚生労働省）によると、トラック運転者の平均年齢は全産業と比べて大型トラックで６．２歳、中小型トラックで３．２歳高く、年々平均年齢は上がる傾向にあります。また令和２年労働力調査（総務省）によると全産業と比べて女性の割合が非常に少なく、年間労働時間は長い傾向もあります。他にも宅配便の取り扱い個数の増加、再配達率の増加など、このままいくとドライバー不足はさらに深刻化すると考えられています。
上記の状況からも2022年現在、当社におけるドライバー派遣の料金は場所や勤務諸条件により、料金に大きな幅が出ています。一方、派遣契約においては実働時間×時給での給与支払いが一般的であり、勤務時間と給与が明確化されることなどから派遣スタッフとして勤務を希望される方が一定数存在しています。
ランスタッドでのドライバー派遣の費用
| ～2ｔ未満 | 2,000円／時～ |
| 2ｔ以上～4ｔ未満 | 2,200円／時～ |
| 4ｔ以上～大型未満 | 2,400円／時～ |
| 大型 | 2,600円／時～ |
| 普通車（送迎） | 2,300円／時～ |
| バス等（送迎） | 2,600円／時～ |
令和４年労働力調査（総務省）においては、65歳以上の高齢就業者数が18年連続で増加し、909万人と過去最多、高齢者の就業率は25.1％で前年と同率、65～69歳は初めて50％を超えました。高齢者はこれまで送迎ドライバーの大きな担い手と考えられてきましたが、人材不足が顕著になってきています。当社においては朝夕だけ短時間稼働する幼稚園や福祉施設での送迎業務より終日稼働する病院等での送迎業務の方が人が確保しやすい傾向にあり、短時間勤務の場合は勤務条件に配慮工夫が必要とされます。
（参考）厚生労働省「トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/national/
ランスタッドでは「物」と「人」を運ぶドライバー、どちらも派遣で対応しています。また、運転に付随する業務にも柔軟に対応いたします。
2024年問題などドライバー確保が困難な時代に突入する中で、ランスタッドをビジネスパートナーとしてお選びいただくことで短期的な繁忙に対応するための人材確保から中長期にわたる人材確保を実現いたします。専門の「ドライバー事業部」だからこそできる教育研修、安全に対する保障に関するサービスをご提案します。
ランスタッドのドライバー派遣サービスについての詳しいご案内はこちら
いかがでしたでしょうか。しっかりと準備をすれば車の運転を含む業務やドライバー業務を派遣契約で行うことができます。また、ランスタッドでは「ドライバー事業部」がきめこまやかで専門的なサービスの提供をいたします。
ご不明な点がございましたら、ランスタッド営業担当もしくは法人様向けお問合せ窓口までお問い合わせください。
本記事をおまめした資料をダウンロードできます。
ぜひダウンロードして業務にお役立てください。
|
［著者プロフィール］
現在はインサイドセールスとしてランスタッドの全サービスをワンストップでご提案することを担当。国家資格キャリアコンサルタント。